♪  フリーデマン・ブットゥケ Friedemann Wuttke (ギター)  プロフィール  ♪



1954年、シュトゥットガルト生まれ。

シュトゥットガルト国立音楽大学にて研鑽を積み、マヌエル・バルエコ、ジョン・ウィリアムズ、デイヴィッド・ラッセル、アンヘル・ロメロの各氏によるマスタークラスにて薫陶を受ける。

在学中よりルートヴィヒスブルグ教育大学にて教鞭を執り、1992年からはマスタークラスやワークショップでの教育活動を除いて演奏活動およびCD録音に専念している。

1998年には当時97歳であったスペインを代表する作曲家ホアキン・ロドリーゴの知遇を得て、2001年、ロドリーゴの生誕100年を記念して開催されたドイツ国内外のコンサートツアーにて彼のギター協奏曲を演奏し、各方面から高い評価を受けた。

また、ロシア人ピアニストおよび指揮者イーゴリ・ジューコフとの親交から大きな影響を受け、イーゴリ・ジューコフ指揮新モスクワ室内管弦楽団ともCD録音やコンサートツアーを数多く行なった。

これまでに世界各地でのリサイタルや音楽祭、ラジオやテレビ番組などへも出演する傍ら、ゲーテ・インスティテュートや各国の外務省の支援により、ほとんど全てのヨーロッパ諸国、ロシア、南米、東南アジア、北アフリカなどでコンサートツアーを数多く展開している。

また、ポーランド室内フィルハーモニー管弦楽団、ハンガリー室内管弦楽団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、プフォルツハイム南西ドイツ室内管弦楽団、カペッラ・イストロポリターナなどと協演、室内楽の分野ではミンゲ弦楽四重奏団(2010年度Echo Klassik受賞)、アリオーソ弦楽四重奏団、アウアー弦楽四重奏団などと共演している。

2004年よりエディション・ギュンター・ヘンスラー社によるレーベル「プロフィール」の専属アーティストとして、これまでに9枚のCDをリリースしている。

レパートリーはギター草創期から古典派、現代に至るまで幅広く、音楽やギターを通して聴衆と積極的に対話し感動を共有する姿勢は常に聴衆から大きな支持を得ており、現代のドイツを代表するクラシックギタリストの1人として活躍を続けている。


「ほんの一握りのギタリストのみが、演奏活動だけで生計を立てることができるに過ぎない。その稀な事例の1人に挙げられるのが、このシュトゥットガルト出身のフリーデマン・ヴットゥケである。高度の要求を満たす彼の楽器を操る卓越した技巧と音楽的な質によって、彼はドイツギター界の最前列に確固たる地位を築いている。特に興味を惹くプログラムを構築する彼の感性や他の著名な音楽家たちとの実り多い共演は、彼の演奏活動をさらに多忙なものにしている。徹底して自分の道を進む1人の音楽家である。」
<音楽雑誌「Gitarre Hamburg」(ドイツ) 2003年>

「ヴットゥケ氏の演奏技巧は完璧で非の打ち所がないだけでなく、各々の音や和音の純粋さも大変魅力的だった。ガラスのように明瞭で繊細、且つ、常にヴィルトゥオーゾなのである。1時間半にわたる演奏会では、ギター界の他の巨匠たちと同じく全くといって良いほど雑音が交ざらず、彼は完全に楽器と一体化しているようであった。的確な強弱法やスタッカートおよびグリッサンド奏法では、彼はバランスの取り方を熟知していた。」
<Suddeutsche Zeitung紙(ドイツ) 2000年>


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